ジェネリック医薬品①申請と審査
ジェネリック医薬品が効かなかった経験があるのまねこです。今回は、ジェネリックが販売されるまでの開発費、審査期間などについて書きたいと思います。(この記事は、1分で読めます。ジェネリック医薬品の記事は3回に分けて投稿します。)
前置き
まず、国がジェネリック(新薬の有効成分を使った後発医療用医薬品)を推奨する理由は、医療費の節減ですね。
僕は、ジェネリックを使わないようにしていますが
過去に使った痛み止めが効かず、同じロット番号の薬が回収された、死者や健康被害、複数の製薬会社で申請と違う工程での製薬が発覚した、製造所の約60%が海外である
といった理由があるからです。
ジェネリックの開発
ジェネリックは、先発(新薬)の後発医薬品である事は、知っての通りです。
先発の特許期限は20年で、基本的に期限が切れるとジェネリックの研究が始まり、製品化出来たら厚生労働省に申請して、審査、販売という流れになります。
先発の開発費は数100億円、ジェネリックは約1億円と言われています。
ですからジェネリックは安く販売出来るんです。
ジェネリックの承認審査
ジェネリックは、先発の有効成分(必須)と医療添加物辞典に収載されてる添加物(自由)を使っているとされています。
なので、先発の様に臨床試験は必要なく、承認申請から約1年で販売できます。
でも、医療関係者に「有効成分に多少の誤差があっても承認される」、「添加物でアレルギーが起きる場合がある」と言う方もいます。
結論的にジェネリックは安いが、リスクがあると言ったところでしょうか。
では、また次回(*'▽')
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