肺腺がん9年目の闘病記

「かかりつけ医」を持ちましょう!

 信頼できる「かかりつけ医」がいるのまネコです。今回は「かかりつけ医」とは何、「かかりつけ医」を持つメリット、初診料で注意すべき事について書きたいと思います。(この記事は、1分で読めます。)

「かかりつけ医」とは
 そもそも「かかりつけ医」の定義とは?

 頻繁に通院していない方には無縁でしょうが、日本医師会ホームページでは、
 健康に関することをなんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時に                                                                                                                                       は専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師
とされています。

 しかし、この内容に合致する医者は、中々いないですよね。
 「かかりつけ医」は、患者が決めるものなので、「親身になって話を聞いてくれる信頼できる医者」といったところでしょうか

「かかりつけ医」を持つメリット
 持病があって、頻繁に同じ病院などに通院している方は、担当医がいると思います。
 担当医を「かかりつけ医」として、持病以外の病気でほかの病院に行く場合、紹介書を書いてもらえば、初診料が無料になり、受診もスムーズに受けられます。

 また、ほかの病院の受診内容や治療の情報が「かかりつけ医」に集まる事で、ちょっとした体調の変化にも気づいてくれるので、病気の予防や早期発見、早期治療につながります。

病院の規模による違い
 「かかりつけ医」を小規模病院の医者にするのと総合病院の医者とするのとでは、若干違いがあります。

 小規模病院の場合は、専門とする受診科は、限られていますが、総合病院には多くの受診科があります。

 メリットの項目に書きましたが、専門科以外の病気の受診や治療を受けるには紹介書を医者に書いてもらいます。

 その点、総合病院では、「かかりつけ医」が患者の症状に応じて専門科医にメールや電話で連絡をしてくれるので、紹介書を書いてもらうより、スムーズに受信できます。

 また、患者の病歴や症状は、データーベースに一元化されているので、担当医以外の医者や看護師も見ることが出来ます。

 初診料も同じ病院なのでかかりません。
 総合病院に「かかりつけ医」を持つ方が患者の負担が軽減されます。

「選定療養費」に注意
 現在、医療の初診料は、2,880円です。

 200床以上の病院(地域医療支援病院)を紹介書なしで受診すると、初診料に病院が定めた「選定療養費」が加算され、概ね5,000円から6,000円を請求されるので、注意が必要です。

 医療費は、年々高くなっているので、「かかりつけ医」を上手に活用して医療費を節約する事をお勧めします。