次世代の電動車椅子
靱帯損傷で歩けなくなり、ケアマネに電動車椅子を手配してもらったのまネコです。今回は、車椅子の価格とンタルのメリット、介護保険で車椅子をレンタルする方法、僕の足代わりになってくれた次世代の電動車椅子について書きたいと思います。(この記事は、2分で読めます。)
車椅子の価格とレンタルのメリット
まず、車椅子を購入する場合ですが、介護保険の適用対象外となるので全額支払いとなります(手押し車椅子が約2万円、電動車椅子が10万円以上)。
介護保険で車椅子をレンタルした場合は月額で、手押し車椅子が500円位、電動車椅子が4,000円位となります。
レンタルのメリットは、短期間であれば買うより安い、取り替えてもらえるという点ですが、長く使うのであれば買った方がいいと思います。
僕が靱帯損傷で歩けなくなった時は、左手が麻痺していて車椅子を漕げないので、電動車椅子をレンタルしました。
料金は、段差解消スロープ(2か所)込みで1か月3,900円位でした。
介護保険で車椅子をレンタルする方法
車椅子をレンタルできる介護認定は、要介護2以上ですが、介護認定が要介護1以下でも区分変更申請をすれば、車椅子を介護保険でレンタルできます(僕の介護認定は要介護1)。
区分変更の要件は
要介護2に相当する歩行状態、生活するうえで移動する必然性が認められる、代替交通手段の利用が難しい場合
です。
区分変更の手続きは、市町村に介護保険要介護・要支援状態区分変更申請書、介護保険被保険者証、医療保険の保険証を提出・申請します。
認定後にレンタルというのが原則なので、「すぐに使いたい。」といっても、待たなきゃなりません。
僕の場合は、ケアマネが直ぐに動いてくれて、ケガしたその日に電動車椅子を手配してくれました。
僕が使った電動車椅子
僕がレンタルした電動車椅子は、WHILL(ウィル)株式会社が開発し、販売とレンタルをしている物で商品名は、「WHILL Model C」です。
一般的な電動車椅子は、手押しの車椅子を電動化したもので、前輪が小さく後輪が細くて大きい物です。
それに比べWHILLの商品は、4輪(プラスチック)が同じ大きさで、太さも5㎝あります。
タイヤには、溝があるので凍っていない場所なら少々の雪でもスムーズに進めます。
グルッとひと回りした時の範囲は、76㎝なので小周りが効き、5㎝の段差なら軽々と乗り越えられます。
また、椅子の下には、20Lの収納スペースがあるので一時的に物を置くのに便利です。
車を運転した事がない人でも短時間で操縦をマスターできます。
構造的には、手押し車椅子とシニアカーのミックスといったとこでしょうか。
欠点を挙げるとしたら電源をオフにしたらロックされるので押しても動かないといった点ですが、安全面を考えると欠点にはならないと思います。
価格は、約50万円ですが、次世代の電動車椅子なので納得できる額だと思います。
電動車椅子の購入やレンタルを考えている人にはお薦めの商品です。