最近の話⑥
のまネコです。今回は最近の話として、脳腫瘍の摘出手術(予定)、新型コロナの陽性反応が出たこと、腫瘍マーカー、免疫チェックポイント阻害薬と抗がん剤の併用によるがんの治療(予定)について書きたいと思います。(この記事は、90秒で読めます。)
脳腫瘍の摘出手術(予定)
最近の話➄に書いた空洞状態の脳腫瘍(脳水疱)ですが、8月5日に権威のある脳神経外科医の診察を受け、8月中に摘出手術を受ける事にしました。
脳水疱が、更に大きくなると、周りの脳に影響を与えるので、右半身の麻痺やてんかんになる可能性があるといった理由です。
ですが、入院当日のPCR検査で陽性(無症状)と診断されて手術は延期
かみさんも陽性で、自宅療養セット(食料)を送ってもらい、10日間自宅療養しました。
腫瘍マーカー
9月の腫瘍マーカーは、CEA 97.3、CA19-19 25.3で、2016.6以降、最も高い数値になってしまいました。
(基準値:CEA~5.0以下、CA19-19~37.0以下)
抗がん剤による治療
タグリッソの耐性が出来たと判断してから1年2か月、治療方針が決まりました。
それは、ABCP療法といって、免疫チェックポイント阻害薬のテセントリク(アテゾリズマブ)、アバスチン(ベバシズマブ)、パクリタキセル(パクリタキセル)、カルボプラチン(カルボプラチン)の4剤を併用する治療法です。
()内は一般名で、ABCPは一般名の頭文字を組み合わせたものです。
治療の効果
治療の効果は、2017年12月7日、欧州臨床腫瘍学会免疫学シンポジウムで発表された治験結果によるものです。
この発表を端的にまとめると、無増悪生存期間(PFS)の中央値は、これまで非小細胞肺がんの標準治療(前化学療法)であったBCP療法(アバスチン、パクリタキセル、カルボプラチン)が6.8カ月、これにテセントリクを加えたABCP療法が8.3カ月であったそうです。
無増悪生存期間(PFS)とは、治療中(治療後)にがんが進行せず安定した状態である期間の事です。
生存期間についても伸びることが期待されます。
副作用など
医療的な副作用ではありませんが、1番は、カルボプラチンによる脱毛です。
僕は1度、アブラキサンで脱毛していますので今回で2回目になります。
今は、AGA療法(育毛の飲み薬)をしているで、ハゲにならない可能性は少しありますが、毛が抜けてきたらきっぱりと坊主頭にしようと思ってます。
治療は点滴ですが、初回は6~7時間、2回目以降は5~6時間かかります。
やはり、飲むだけで治療できる分子標的薬は、患者の負担が少ない画期的な薬ですね。