最近の話④急性虫垂炎
2022年1月以降、特に変化はありませんでしたが、3月下旬の夜中にお腹が強く痛み、診察を受けると虫垂が破れて腸全体が細菌に感染している事が分かりました。今回は、肺の原発腫瘍とリンパ節腫瘍の状態、腫瘍マーカーの推移、急性虫垂炎で入院した時の内容について書きたいと思います。
原発腫瘍とリンパ節転移腫瘍
4月のCT検査で、原発腫瘍は消えていませんでしたが、リンパ節腫瘍6個は消えていました!(^^)!
腫瘍マーカーの推移
1月 CEA 13.0、CA19-19 2.5
2月 CEA 16.0、CA19-19 2.1
3月 CEA 14.0、CA19-19 2.6
4月 CEA 9.4、CA19-19 3.1
基準値:CEA~5.0下、CA19-19~37.0下
急性虫垂炎の発症
3月24日午前5時ころ、お腹が張って全体にこれまで経験したことがない痛みを感じ、熱が上がったので痛み止めを飲んで我慢するも、歩くと痛みが響き、耐えきれなくなり、25日の午前中に消化器内科を受診しました。
受診と検査
待っている間も冷や汗が出る状態で、診察ではお腹を触診、大変な状態の様子で、即刻車椅子に乗って、血液検査とCT検査をしました。
ベットで横になっていると、担当医が来て「CT結果では、虫垂炎の悪い奴です。外科と主治医に手配します。」と言われました。
血液検査では、CRP(炎症値)が、33.463(正常値0.3以下)と、とてつもない数値になっていました"(-""-)"
外科医の説明と入院
外科の診察室で外科医から、原因は盲腸の先にある虫垂に小さな穴が開いたようで、細菌が腸全体に広がった、急性虫垂炎(急性腹膜炎)との説明があり、PCR検査を受けて入院しました。
治療法
細菌が死滅するまで絶食で、口にできるのは、水、お茶、ポカリスエットのみです。
点滴は、栄養剤が体調が良くなるまで、抗生物質は1日3回、痛み止めは随時という事で、点滴のルートは、退院前日まで外れませんでした。
何をするにも点滴台と一緒に動かないとならないし、ルートが邪魔で、強いストレスを感じました。
入院中の話
入院期間は約10日と言われましたが15日かかりました(3/25~4/8)。
CRPの炎症値は
27日 35.0以上(測定不能)
29日 23.474
1日 18.988
4日 7.011
6日 1.966
8日 1.037
と推移しました。
その他の検査としては、ほかの細菌が存在するかを確認するために、血液と便の精密検査をしました。
絶食でも栄養剤の点滴をしているので、水様の便が出ます。
1日の回数が約10回で、いつ出るか分からない状況、看護師が引継ぎや点滴の交換で昼夜早朝を問わず出入りするので、夜は熟睡できる時間がほとんどなく、睡眠不足が回復を遅らせた原因と思います。
2日に少し体調が良かったので、退院に向けて歩こうと思って病棟を1周しましたが、戻るとヘロヘロで大汗をかきました。
炎症値が下がっていないのを忘れていました(*_*;)
虫垂炎の手術
現代の手術では、腸の炎症がひどい時は、直ぐに切るのではなく「待機的虫垂切除」と言って、まず抗生物質で炎症を抑え、頃合いを見て手術(内視鏡)をするそうです。
僕の手術は、3か月後の予定で、手術までに何回か診察を受けます。
また、手術を待つ間に5人に1人が再発するという統計があります。
何をもって再発するか分からないので、予防は出来ませんが、運次第といったところでしょうか。