肺腺がん9年目の闘病記

過活動膀胱

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 過活動膀胱(尿漏れ)の症状が出て、泌尿器科に通っているのまネコです。今回は、過活動膀胱になる原因、検査、処方される薬について書きたいと思います。(この記事は、2分で読めます。)
過活動膀胱の原因
 僕が30歳位の時、ゴルフの飲み会で50歳位の男の人が、「年を取ると、シッコがしたいと感じたらトイレに行く前に漏れちゃう。」と話していました。

 「そうなの」程度で聞き流していましたが、50歳を過ぎて僕もそうなっちゃいました(+o+)

 過活動膀胱の原因は、解明されてませんが、加齢や精神的ストレスによって、膀胱の尿量を感知する神経、膀胱の筋肉に動きを伝える大脳が上手く機能していないと考えられています。

過活動膀胱の症状
 過活動膀胱は、膀胱が意思とは、関係なく勝手に収縮するという病気で、患者数は、810万人以上とされています。

 症状は、トイレが近い(頻尿)、我慢できないような尿意が起こる(尿意切迫感)、夜中に2回以上トイレに行く(夜間多尿症)といったものです。

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 正常な尿の回数は、50歳男性で1日7.2回で、1日8回以上になると過活動膀胱が疑われるそうです。

 僕の場合、尿回数の平均が1日12回(内、夜間が3回)という状況になったので、診察を受ける事にしました。

検査
泌尿器科で尿検査は必須ですが、過活動膀胱が疑われる場合の検査は

尿流動態検査
 事前に調べたところ、尿の勢いを測定する検査
 仰向けになって足を広げる、カテーテルを尿道と肛門に挿入する、生理食塩水を注入、十分な尿意が起こったら排尿
となっていました。

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 心して検査室に入ったのですが、「測定開始」ボタンを押して、洋式便器に排尿後、「測定終了」ボタンを押して出てくるレシートを看護師に渡すだけで済みました(*'▽')

残尿検査
 残尿量を確認する検査で、尿流動態検査の直後に膀胱をエコーを使って検査します。

腫瘍マーカー検査
 血液検査で、腫瘍マーカー検査(PSA)の数値を確認して、前立腺がんの疑いがあるのかを検査します。
 そのほか、CTやMRIなどの画像検査をする病院があるそうです。

治療と効果
 「ベタニス錠」、「ベオーバ錠」と言う飲み薬で治療(改善)します。
 これらの薬には、膀胱を広げ尿道を縮めることで、尿を蓄えやすくし過活動膀胱による尿意の切迫感や頻尿などを改善する効果があります。

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 僕は、ベオーバーを2年ほど飲んでますが、尿回数は1日8回(内、夜間1~2回)に減りました。

 だけど夜間の回数は多いので、分子標的薬の副作用(頻尿)が原因かもしれません。