がんの告知で思ったこと
2016年にがんの告知を受けたのまネコです。今回は、がんの告知を受けた時に「どんな事を思うのか」などについて書きたいと思います。(この記事は、90秒で読めます。)
医者から「がんの告知」を受けたらどう考えますか?
ほとんどの人が、頭が真っ白になって、「どうしたらいい?」と考えたり、「俺はどうせ死ぬんだ。」と落ち込んだりすると思います。
僕もがんの告知を受けた時には、「いつ死ぬんだぁ」って思いました。
でも不思議と「がんになった事を悔やんでも仕方ない。」と受け入れる事ができたんです。
翌日には、自分でアフラックに電話して、一時金の請求をした位まともでいられました。
数日後、「よし、これからは勉強だ。」と思い、医者に「先生に7割の命を預けますが、3割は我がままを聞いてください。」と話しました。
がんの勉強なんかしても仕方ないんでない?って思う人もいると思いますが、自分にプレッシャーをかける事で、使う薬や治療方針について医者が持っている知識にできるだけ近づいて、自分の考えを話せるようになりたいという想いがあったからなんです。
今も勉強中ですよ。
がんになって悩むのは本人だけではない!
がんに罹ると"自分は必要のない人間だ"と思うかも知れませんが、がんは個人の問題ではなく、心配する家族や知人の問題でもあると思いませんか?
ネガティブになると、どんどん悪い方に流されるので、がんという事実を受け入れて、家族と一緒に立ち向かうべきだと思います。
医者に言われた事や自分の考えを家族に話し、家族の考えをしっかり聞く事が大切です。
そのためには、家族を大切に思う気持ちを持たねければなりません(何れかは世話になるわけですからね)。
続きの話
告知の話には続きがあります。
2年前のある日、かみさんが「実はさぁ、がんの話は前の日に先生から教えられてたのよ。」と暴露したんです。
最初は「エッ?」と思ったのですが、これも告知前のセオリーで、かみさんも長く生きられる事に半信半疑だったようです。
僕は、がんになった後に、歩くにも大変になったんですが、8年という長い生活が送れたのは、かみさんのお陰だと思います。
やはり、がんに罹ったら、自分が頑張り、家族を大切にしなければならないと思います。
まあ、がんでなくても同じですけどね(^_-)-☆