肺腺がん9年目の闘病記

一般用医薬品と医療用医薬品を比較①ヘパリンクリーム


医薬品を比較 ヘパリン ヘパリン類似物質

 必要な医薬品をほとんど病院で処方してもらっているのまネコです。今回は、専門医でなくても処方できそうな肌の保湿、肌荒れを改善するヘパリン類似物質を使った塗り薬について一般用医薬品と医療用医薬品の価格、成分量、添加物について比較したいと思います。

ヘパリン類似物質とは
 ヘパリンは、豚の腸粘膜から採取され、血液凝固を防ぐ働きがあります。
 一方、ヘパリン類似物質は、豚の気管軟骨を酵素分解して得たコンドロイチン硫酸を加工したもので、皮膚の保湿、血行促進、肌荒れに効果があります。

価格
 一般医薬品として、ランキング上位の「ヒフメイド油性クリーム50g」(第2類医薬品)は2,080円(Amazon)

 僕が処方してもらっている医療用医薬品の「ヒルドイドクリーム0.3% 50g」は1,045円、3割負担で313円です。

 ※ ヒルドイドクリームのジェネリックは、ヘパリン類似類似物質油性クリーム0.3% 25g 単価165円

成分量
 ヘパリン類似類似物質
 100g中 0.3g 双方同量

ヒフメイド ヒルロイド

添加物
ヒフメイド
 グリセリン,スクワラン,流動パラフィン,ワセリン,セレシン,サラシミツロウ,グリセリン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンオレイルエーテル,硫酸マグネシウム,パラベン
ヒルドイド
 グリセリン、ステアリン酸、水酸化カリウム、白色ワセリン、ラノリンアルコール、セトステアリルアルコール、セトステアリルアルコール・セトステアリル硫酸ナトリウム混合物、ミリスチルアルコール、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、イソプロパノール

ヒルドイドクリームの効果
 ワセリンが入っているので、多少べたつきますが、充分に保湿されます。
 全身どこにでも使えますので、乾燥肌の方にお勧めです。

処方
 ヒルドイドクリームやヘパリン類似類似物質油性クリームは、「最近、肌が荒れるので薬を処方して欲しい。」(実際に荒れていないとなりませんが…)と言えば処方されると思います。

 主治医の話では、ジェネリックのヘパリン類似物質外用スプレーを化粧水として使ってる患者がいるようなんで、ジェネリックも効果はありそうですね。