肺腺がん9年目の闘病記

一般用医薬品と医療用医薬品を比較②便秘薬

一般用医薬品 医療用医薬品 比較 便秘薬 酸化マグネシュウム

 必要な医薬品をほとんど病院で処方してもらっているのまネコです。今回は、専門医でなくても処方できそうな便秘薬について、同じ成分使っている医療用医薬と一般用医薬品の価格、成分量、添加物について比較したいと思います。

便秘薬
 便秘の場合、乳酸菌、お茶、発酵食品、サプリメントなどで対処している人がいる思います。

 しかし、これらの素材は、一時的に効いても長く続けると慣れ(体内にあるのが当たり前)が生じて効かなくなります。

 その点、酸化マグネシュウム(ⅯgO)は、慣れにくい素材として便秘薬に使われています。

便秘

酸化マグネシュウムとは
 酸化マグネシュウムは、水酸化マグネシウムや炭酸マグネシウムを加熱分解して生成する化合物です。

 水を吸収する性質があるので、腸壁から水分を引き寄せ、排便を促す効能があります。

価格
 便秘薬でランキング上位の一般用医薬品は、「酸化マグネシウムE便秘薬360錠(第三類医薬品)」最安値で2,764円(Amazon)で、1錠の単価は7.68円

 僕が医療用医薬品として処方してもらっているのは、「マグミット330mg」(先発薬なし)で、1錠の単価は5.7円、3割負担税込みで1.9円です。

1日当たりの単価
 1日に服用する最低量は、E便秘薬、マグミット共に3錠とされています。
 1日当たりの単価は、E便秘薬が23.0円なのに対し、マグミットが5.7円となります。

酸化マグネシュウムの含有量と添加物
 E便秘薬のⅯgO含有量は、3錠中1,000mg
 マグミットのⅯgO含有量は、3錠中990mg

 添加物は、双方同じで、ステアリン酸カルシウム(界面活性剤)、アセスルファムカリウム(人口甘味料)、結晶セルロース(薬の成形)、クロスカルメロースナトリウム(薬の溶解を促進)です。

便秘薬 マグミット

E便秘薬

 調べた結果に間違いありませんが、成分と添加物が同じなのに、医療用医薬品と一般用医薬品に分類されている理由が分かりません。

 E便秘薬が石灰石と海水でⅯgOを生成しているからでしょうか?

効果
 マグミットの服用は、「1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する」とされています。

 錠数に換算すると、1日3回2錠か寝る前に6錠になります。
 僕は、寝る前に1錠か2錠を飲んでいますが、充分効果があります。
 先発薬も含め、5年以上使ってますが、効果は続いています。

処方
 マグミットは、主治医に「便秘なので薬を処方してもらいたい。」と話すと、大抵は処方してくれると思います。

 多めに飲むと大変な事になるので、服用は1日1錠から徐々に増やすといった飲み方が良いと思います。