肺腺がん9年目の闘病記

靱帯損傷②

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 2021年2月に左ひざの内側側副靭帯(ないそくそくふじんたい)を損傷したのまネコです。今回は、受診の内容と医者への不満を書いた「靱帯損傷①」の続きとして、靱帯の形成、ケガ、治療と回復状況について書きたいと思います。(この記事は、90秒で読めます。)
靱帯の仕組み
 ケガをした事をきっかけに、靱帯の事を調べました。
 靱帯のケガは、スポーツ選手に多く見られます。

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 靱帯は、骨と骨を繋いで関節を形作り、補強や関節の可動域を制限するもので、人間には、肩、胸、肘、股関節、膝、足に靱帯があります。

 膝の靱帯の名称は、関節の中にクロスしている前の靱帯を前十字靱帯、後を後十字靱帯と言います。
 膝関節の外側にあるのを外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)、内側にあるのを内側側副靭帯と言います。

 僕が損傷したのは、左膝の内側側副靭帯です。

靱帯のケガ
 靱帯のケガは、関節に過度な負荷がかかり、靱帯が伸びた状態を意味します。捻挫もほぼ同じ意味です。

 症状を表す表現は3段階で、わずかに伸びた程度の損傷を1度、部分的に断裂したものを2度、完全に断裂したものを3度の損傷(手術が必要)としています。
 僕のケガは、自己診断で2度だと思います。

2回目の診察
 ケガをした当日、ケアマネに電話したところ、電動車椅子を手配してくれました。(結構カッコいー)

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 2日後、介護タクシーで、病院に向い診察室に入ると、40歳位の医者(准教授)がいました。やる気のありそうな医者で一安心

 「MRIを撮りましょう。」と言われ、「やっぱりそうでしょう」と思い、画像を見ると靱帯が切れかかっている状態がが良く分かりました。
 この日も膝から血を20cc抜きました。

 その後に溜まった血は、自然に分散して体に吸収されるという事で、診察は4回で終わり、後は自己努力となりました。

治療と回復まで
 靱帯損傷の治療は、安静にする、痛みのある所を20分間隔で冷やす、痛み止めを飲むといったものです。

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 巣ごもり状態で治るのを待つといった状態で、痛みが弱まるまでに6週間、完治するまでに5か月かかりました。

 二度と経験したくないケガでした。皆さんも気を付けてください。