肺腺がん9年目の闘病記

介護保険制度①介護サービス、介護認定

介護保険制度

 要介護1の のまネコです。今回は、介護保険制度、介護サービス、介護認定の申請について書きたいと思います。(この記事は、2分で読めます。)

介護保険制度とは?

 介護保険は、介護が必要な人に介護費用を国や市町村が負担する制度で、2000年に厚生労働省が施行した介護保険法で定められたものです。

 法律が施行されるまでは、介護が必要な人を健康保険で賄っていたのですが、医療費が増大した事から介護保険制度を作ったという事なんです。

厚生労働省

 財源は、40歳以上の人が納めている介護保険料(給料をもらっている人は天引きされています)と国、都道府県、市町村の税金で賄われています。

 介護保険制度は、介護が必要となった人とその家族の生活基盤を支えるもので、利用者の自立を支援すること、利用者が必要に応じてサービス(事業者、介護用品)を選べることを目的としています。

介護サービスの種類

 介護保険の目的にあるサービスの種類は、26あります。
 主なサービスは、通所介護(デイサービス)、通所リハビリ、医療通所介護、短

介護認定 リハビリ

期入所生活介護(ショートステイ)、訪問看護、訪問リハビリ、福祉用品貸与、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設などです。

介護サービスを受けるためには介護認定が必要

 盛りだくさんの介護サービスを受けるためには、必ず介護認定を受ける必要があります。
 介護認定を受けられるのは、第1号保険者(65歳以上)で、第2号保険者(40~64歳)は、介護が必要と認められる特別な事情(障害など)がないと認定されません。

 認定を受けるにはまず、市町村の窓口に「介護保険要介護・要支援認定申請書」を提出します。

 すると、市区町村の職員や委託された人が自宅を訪問して、身体機能・起居動作、生活機能、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応、過去2週間内に受けた特別な医療といった内容を質問したり、体の動作を確認して、様式にチェックします(第1次判定、所要時間約30分)。

認定審査

 その内容をもとに市町村が審査会議を(第2次判定)開いて、認定・通知といった流れになります。

まとめ

 病院のリハビリ期間が過ぎた場合、介護保険制度を使う事で、経済的な負担を減らすができます。

 また、デイサービスには、家でじっとしているよりは外に出て、運動したり、ほかの人と話をした方が気が晴れるといった理由で利用している方もいます。

 僕は、左半身が中度のマヒで、病院のリハビリ期間が過ぎたため、デイサービスを利用しています。

 皆さんの税金で成り立っている制度ですから、利用できるのであれば、使った方がいいと思いますよ( ^^) _U~~続く

 介護認定の認定基準、等級、月の利用額などについては、続きの記事に書きます。ここをクリックすると「介護保険制度②介護認定基準、利用額」の記事に切り替わります。