民間療法って何?
民間療法に大金を払った、のまネコです。今回は、民間療法とは何か、どんなものかあるのかについて書きたいと思います。(この記事は、90秒で読めます。)
民間療法とは
皆さん、民間療法という言葉を聞いたら何を思い浮かべますか?
怪しい治療とか、高額な治療と思う人がいると思いますが、あながち間違いではありません。
民間療法と呼ばれるものには、マッサージ、アロマテラピーといった身近なものから、昔からある祈祷、悪魔払い、気功、風邪を引いた時に生姜湯を飲んだりネギを首に巻くといったもの、がんを治療するものまで多数あります。
民間療法は、病気やけがを改善しようとする行為ですが、病気を治す科学的根拠
はない(証明されていない、効果の証拠がない)ので、治療(医療)ではなく療法と呼ばれています。
厚生労働省が民間療法を整理
2010年に厚生労働省が、多岐にわたる「民間療法」を整理し、民間療法を「代替療法」や「補完療法」と呼ぶことを提言しました。
その際、民間療法のカテゴリーを
食や経口摂取に関するもの、身体への物理的刺激を伴うもの、手技的行為を伴うもの、感覚を通じて行うもの、環境を利用するもの、身体の動作を伴うもの、伝統医学・民族療法
に分類し、具体的な名称を
食事療法、サプリメント、断食療法、ホメオパシ、はり・きゅう、温熱療法、磁器療法、マッサージ、骨つぎ、整体、カイロプラクティック、アロマテラピー、音楽療法、温泉療法、森林セラピー、ヨガ、気功、アニマルセラピー、園芸療法、漢方医学、中国伝統医学、アーユルベーダ
と示しています。
まとめ
厚生労働省が整理した内容を見ると、生活の質を上げるものから魔術的なものまで、多数の民間療法があると言う事ですね。
反面、整理された項目に掲載されていない療法もあるので、整理しきれていないという事も見て取れます。
冒頭に書きましたが、民間療法は科学的根拠がないのが療法ですから、病気を治すことは出来ません。
病気が治るという宣伝は、全てウソという事になりますので知っておく必要があります。
僕が大金を払った話は、「がんの民間療法に効果なし」(ここをクリックすると開きます)に書きたいと思います。