一般用医薬品の分類
最近、医薬品を買っていないのまネコです。今回は、通販やドラックストアで購入できる医薬品の分類について書きたいと思います。(この記事は、90秒で読めます。)
一般用医薬品と医療用医薬品の違い
皆さんもお分かりと思いますが、一般用医薬品は通販やドラックストアで買える薬、医療用医薬品は、医者の処方箋によって調剤薬局で購入する薬です。
一般用医薬品は、厚生労働省が認可したもの
薬を医薬品として認可しているのは厚生労働省で、一般用医薬品は薬事法によって4つに分類されています。
その内容は
第一種医薬品
副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害を生ずるおそれがある医薬品であって、その使用に関し特に注意が必要なもの
指定第二種医薬品
第二類医薬品で特別の注意を要するもの
第二種医薬品
副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害を生ずるおそれがあるもの
第三種医薬品
日常生活に支障を来す程度ではないが、身体の変調・不調が起こるおそれがあるもの
というものです。
一般用医薬品は、全て通販で買えるか?
過去に第三類しか買えなかった一般用医薬品は、法改正により平成26年6月から第一類、第二類の一般用医薬品も通販で買えるようになりましたが、第一類医薬品は、一定の質問に答えて薬剤師が販売する事になっています。
第一類医薬品に指定されているものは、リアップ類、ニコチンパッチ類、ロキソニンなどです。
一般用医薬品の副作用
一般用医薬品でも必ず副作用があります。
売ってる物だから問題ないと思いがちですが、効果が高い薬は、副作用の危険も高いと言えます。
一般用医薬品に類似するもの
一般用医薬品に似たものに医薬部外品があります。
薬事法では
積極的に治療に用いられるものではなく、吐き気等の不快感、あせも、ただれ等の防止を目的として使用されるもの。
また、口臭、体臭、脱毛の防止、育毛、除毛等の美容目的に使用されるもの。人体に対する作用が緩和なもの。
とされています。
今後、一般用医薬品として指定される可能性はありますが、今のところ医療的効果はないという事ですね。
「売れている!」といった広告フレーズに騙されないようにしましょう。